2026/09/02 22:23

ロンドンを拠点に活動するイギリスのファッションデザイナー、Alexander Yetmanのコーデュロイジャケットが到着いたしました。

幼い頃からテーラリングに惹かれ、9〜10歳頃に初めて訪れたテーラーでもらったチョークを今も持っているというYetman。10代前半には、自宅にあったChanelの本をきっかけにクチュールにも夢中になったそうです。
Yetmanの服は、デザインそのものが仕立てによって成立しています。
今回届いた26AWのジャケットにも、その考え方がよく表れています。

26AWコレクションでは、スコットランドの伝統的な漁師用作業着をテーマに制作されています。
このJACKETは後付けの立ち襟ブルゾンとして構成されていますが、ベースとなったオリジナルはVネック仕様のワークウェアであったとされています。

また、バックヨーク部分には本来、雨除けとして機能するフラップ状のディテールが存在していましたが、本モデルではそれを袋状に再構築することで、肩周りの可動域を確保しています。
伝統的な漁師たちは、過酷な海上環境の中でこのJACKETの下に肉厚なフィッシャーマンニットや、肉厚なシャツを着用するため、アームホールは非常に深く設定されていました。一方で、その構造は肩の動きを制限する側面も持っていました。本モデルでは、その問題を解消するために独自のパターンアプローチが採用されています。
自らパターンカットを行うデザイナーならではの視点によって、伝統的なワークウェアを再解釈した一着となっています。

BRISBANE MOSS
英国・ヨークシャーで150年以上の歴史を持つ老舗ファブリックメーカー。
染色技術に定評があり、奥行きのある美しい色味が特徴。
自然光の下で見せる微妙な光沢と陰影が、非常に上品です。
また耐摩耗性にも優れており、型崩れしにくいのも大きな魅力です。長く愛用できる実用的な素材と言えます。
BRISBANE MOSSが持つコーデュロイの中で最もライトな物を採用しています。ハリのある肌触りが特徴ですが、細く設定されている畝は長い着用でも倒れにくく、型崩れの心配が少ないのが特徴です。
着用とともにエッジは退色していくので、経年変化を感じられる素材です。

服を通してデザイナーが見ているのは、人と服との関係性。
Alexander Yetmanの服に意志があるように、着る人の人格によって、その人と服のあいだに固有の空気が生まれます。
ぜひ、袖を通して感じてみてください。

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poésies(ポエジー)
東京都世田谷区松原2-32-28
Opening Hours
Fri|14:00–19:00
Sat / Sun|12:00–19:00
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